旅行・美術・お花が大好き♪ブログ

旅行は基本的に個人旅行です。好きな物を好きなだけ見ていたいから❤美術はアンティーク調が好きです。西洋も東洋どちらも。歴史も好きなので、取り上げるかも♪お花も大好きなので、野草もバラも可愛い❤と思ったものを取り上げていきます。ちなみにバラは6株、育ててます

ヴァチカン美術館 ② システィーナ礼拝堂・ラファエロのスタンツェ

皆様、こんばんわ

また旅行に行っていたので

しばらくお休みしてました〜

その旅行もそのうちアップしますね♪

ではヴァチカン美術館の続きから




ヴァチカン美術館の1番の見どころの

システィーナ礼拝堂に行く前に…

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ギリシア神話っぽい絵で好き❤

この絵の空の青さがイタリアの空の青さと

同じで惹きつけられます。

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こちらは天井画の天使の絵。

天使好きの私には見逃せません!


あ、システィーナ礼拝堂は撮影禁止です。

係の方が何人もいて

「撮影禁止です」

「静かにご鑑賞下さい」

とひたすら言ってます。

壁側には腰を掛ける所があるけれど、激戦区。

たまたま私達の前にいた方が席を立たれる

タイミングで座れました。ラッキー♪

もっと静かに鑑賞してみたい気もするけれど

キリスト教の総本山なので

きっとシーズンは関係なく混んでるのかなぁ。



システィーナ礼拝堂

枢機卿フランチェスコ・デラ・ロヴェーレが

法王となり、シクストゥス4世を名乗った時に

専用礼拝堂として建立されたものです。


ミケランジェロの祭壇画は3段に分けられ

上段は天国、中央に審判を行うキリストとマリア、

キリストの右に使徒、左に法王が描かれています。

中段は審判を受ける者のうち、右には選ばれた者が

左には地獄に落ち行く亡霊です。

下段は地獄を描いていて

怖いのであんまり見られない(泣)


感想はとにかくダイナミック。圧倒されます。

自然と立ち止まってしまい、係の方にすかさず

「危険ですから立ち止まらないで下さい!」

と皆、注意される。

この絵を前にして立ち止まらない方が不思議です。

そのため、少し離れた壁際で鑑賞。

オーディオガイドが長すぎて

だいぶ時間を取りました。



天井画も旧約聖書からとられた9場面、

祭壇側の「光と闇の分離」から「ノアの泥酔」

が描かれています。

その他にもキリストの祖先達や予言者、巫女が

描かれていて見どころ満載です

時間があれば、オーディオガイドの説明を

聞いていたかったけれど、約3時間の鑑賞だと

それも叶わず…

ミケランジェロの絵が好きな方は

気合いを入れて鑑賞なさるんだろうなぁと

思いました。

パリのルーブル美術館だと途中で飲食店があって

とても助かったけれど

ここは途中にはない気が…

そもそも入り口にもあったかな?

(人がたくさんいて未確認)


時間もないので、好きな絵のみ鑑賞。


「聖ペテロと聖アンドレのお召し」ギルランダイオ


ガリレア湖のほとりでキリストが

ペテロとアンドレを最初の弟子とする場面。

1枚の絵の中に何度かキリストとペテロ、アンドレ

が登場します。

(3人は頭の光輪で他の人物と区別できる)

中段左側ではキリストが魚とりに忙しい二人を

招き寄せ、下段中央でキリストが二人に

「われ汝らを人をすなどる者とせん」

と語り、周囲の人達は好奇と疑惑の眼差しで見て

ささやき合っている。


1枚の絵の中に時間的推移が描かれているから

まるで日本の絵巻物を見ているみたいに

物語に動きがあって私は好きです。



「天国の鍵を受け取る聖ペテロ」ペルジー


キリストの後ろには6人の使徒と2人の実在人物が

描かれていて、ペテロの後ろには5人の使徒

続いてペルジーノ本人の肖像も描かれている

(右端から5人目)

背景の中央の建物がエルサレム八角堂、

左右の建物はローマの凱旋門


この絵を見た時、背景の建物と中央の人物が

斜めに首をかしげてる所から

ラファエロの「マリアの結婚」を思い出しました。

そしたら、やっぱり影響を受けているそうで

ラファエロはペルジーノの弟子)

名画の繋がりにドキドキしました。



「モーゼの青年時代」ボッティチェルリ


モーゼの青年時代の様々な出来事をまとめたもの。

モーゼは7度現れ、黄色と緑の衣をまとっている。

右下ではエジプト人を殺し(キャー!)、

右上ではミディアンに逃れてエテロの娘達に会い

中央では羊飼いを追って彼女たちに

井戸から水を汲んであげる。

左上ではホレブ山で燃える茨を見て

靴を脱いで彼方から聞こえる神の声に近づき

イスラエル人を安泰させるよう神に命じられる。

左下ではモーゼがイスラエル人を囚われの地から

連れ出す。


ボッティチェルリの絵は女の子がとても華やかで

好きです。

なんと中央のエテロの娘のうち、左側の娘は

モーゼの妻となるチポラとも言われているそうで

2人の恋の場面とも言えそう。

ボッティチェルリはこの絵に象徴的予言性を

与えるため、モーゼの顔をキリストの顔で

描いたと言われる。



ラファエロのスタンツェ


システィーナ礼拝堂

オーディオガイドを聞きながら

ゆっくり鑑賞していたら

ふと時計を見ると残り後40数分…

そろそろラファエロのスタンツェに移動しようと

係の方に方向を尋ねると

「30分前になったら入場できませんよ」

と言われて焦る私。

え〜、もうヴァチカン美術館に入場してるのに?

と思いつつも急いで移動!

グランマ、急がせちゃってゴメンね


皆様、ヴァチカン美術館に入場しても

その中にはいくつかの美術館が入っているので

最後の場所には30分前には着くようにすると

いいですよ!


ラファエロは大人気ですごい人がいっぱい。

特に閉館間際だからかホントにスゴイ…!

グランマの携帯は日本に置いて来たから

はぐれると大変なので

手を繋ぐことを提案。

子供みたい!と嫌がられましたが(笑)

一度、人波にまぎれると

「やっぱり手を繋ごう」

と承諾してくれました。


片手はグランマと繋ぎ、

もう一つはオーディオガイドを操作していたので

写真は撮って来れなかったの…


でもアテネの学堂は素晴らしかった〜

ラファエロ好きな方は必見です☆


ちなみにラファエロはヴァチカンに招かれたのは

25歳の時でほとんど無名に近かった存在で

同郷のブラマンテの推薦によるものだそう。

異例の大抜擢と見事な仕事ぶりが

ラファエロを一躍若き大画家として

名を馳せることになったとのこと


ホントにラファエロは素晴らしかった〜

次来た時はもっとゆっくり見たい!



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ヴァチカン博物館 ①

お昼ごはんを食べ終えたので

ヴァチカン博物館へ行きます。

地下鉄A線レパント駅から一駅の

オッタビアーノ・サン・ピエトロ駅です。


お昼を過ぎたヴァチカン博物館の行列はとても長く

しかもサン・ピエトロ大聖堂の時とは違って

全く動きません…

今日中には見られないかも…と覚悟しつつも

お昼ごはんを食べた後なので

グランマのトイレも心配

一応お店を出る時にトイレに入ったのですが

こんなに長蛇の列ならば何度かトイレタイムを

作らなければいけないし

そもそも、まだ入館セキュリティチェックも

済んでないのに

トイレを借りられるかな?

周りには飲食店は無く

ひたすら城壁が見えるだけ…

駅の近くまで戻って飲食店を探し

何か注文してトイレを借りて

行列のところまで来て

私を見つけ出し、一緒に並ぶ

この作業をグランマ一人でできるかなと

心配すること30分

突然、列の前に並んでいた若い男性が

グランマのことを年齢はいくつ?と尋ねてきました

え?と面食らいつつも答えると

「それなら行列に並ばなくてすむよ。

 列の先頭へ行ってごらん。

 よい一日になりますよう」

と笑顔で教えてくれたの!

ラッキー!と思いつつ、ホントに大丈夫かなと

心配もあったけれど

トイレタイムのこともあるし

もしダメならまた日を改めて朝イチで来よう!

と思い、先頭の方へ行くと係の人が立っていて

説明する間もなく、

「どうぞ」

と通してもらえました。

グランマは年齢でオッケーでも

私は付添として認めてくれるか

若干心配だったけれど、あっさり通れてラッキー♪

教えてくれた若いお兄さん

どうかあの方も早めに入れますように

と祈りつつ入場しました。

皆様は朝イチで行かれた方が間違いなく

入れるので、そちらをお勧めします


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ヴァチカン博物館のチケット


ヴァチカン博物館は見どころが

たくさんあって、かなり広くて

地図ももらえたんだけれど

すごく迷います。

ショートカットの道を探そうとしたら

かえって迷うだろうなぁと思って

人の波のままについていきました(笑)


あ、日本語のオーディオガイドもあって

借りましたけれど

なくても大丈夫かなと思いました

説明がすごく長くて、しかもその説明が

感想ぽいんですよね

オーディオガイドを借りるよりは

時間があったら、あらかじめ知識をいれておく方が

時間の節約にもなるし、首にオーディオガイドを

かけなくてすんで、軽くて楽だし

(そんなに重くないけれど、長時間は疲れる)

お金も安くすむしで一石三鳥です(笑)


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たくさん彫刻があります

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ピオ・クレメンティーノ美術館の

(ヴァチカン博物館の中にある)

ウエヌス(ヴィーナス)とクピド(キューピット)

モデルはマルクス・アウレリウス帝の后とも

その義理の娘であるコンモドゥス帝の妻とも

言われています

170年頃。前4世紀のギリシア彫刻の模刻

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ベルヴェデーレのトルソ 前1世紀

筋肉隆々のたくましい胴体は

ミケランジェロも絶賛したとか。

ミケランジェロっぽいな〜と思ったら(笑)

写実的に表現されたこの像をミケランジェロ

メディチ家礼拝堂のジュリアーノ・ディ・メディチ

記念墓碑の「昼」の寓意像に応用したことは有名。

見に行ってたけれど知らなかった〜

この彫刻は全面の銘刻に見られる通り

アテネのネストルの子アポロニオス」作

首と腕のつけねや胸の動きから推測すると

右肩を下げて大腿にひじをつき

首を逆に左方向に曲げていたらしい

このように肢体と首が反対方向をとる姿勢は

ヘレニズムの彫刻家が特に好んだものだそう



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ヒル(ガチョウ?)を抱く天使

可愛い〜

特に説明はなかった…こんなに可愛いのに

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玉座の聖母 パウロの間

1922年、ピウス11世に贈られたステンドグラス

光が差し込んできて、本当に神々しかった

色んな教会でステンドグラスを見てきたけど

だいたいステンドグラスはものすごい高い所に

設置されていて、(しかも巨大)

なかなか写真におさめられないことが多くて

残念だったけど

このステンドグラスは

ちょうどいい高さに設置されていて、感謝❤

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地図のギャラリー

天地学研究者イニャーツィオ・ダンティの下絵を

もとに描かれたイタリア各地の地形図

(1580年頃)が40点、奥行き120メートルの

ギャラリーに飾られていて、圧倒されます

地図の端には、その土地の中心にある街が

上空から見たアングルで描かれていて

当時の様子がしのばれます。

地図のギャラリーは両壁に飾られているから

一度歩いて最後まで見たらもう一度戻って

逆サイドの地図の絵を見ました

かなり見ごたえがあります!

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天井もスゴイ装飾が施されていて必見です


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ラオコーン群像

ハゲサンドロス、アタノドロス、ポリュドロスの

合作  紀元前1世紀


1506年1月ローマのエスクィリーノ丘にある

ネロ帝の宮殿跡から発見されたこの有名な彫刻は

プリニウスによればヘレニズム末期のロードス島

彫刻家達によって作られたと言われる



ラオコーンの群像のエピソードについて


トロイの神官ラオコーンがギリシア軍が

残した木馬を城内に引き込むことに反対したために

神が遣わした2匹の大蛇によって

二人の息子もろとも殺されてしまう


続きはまた今度★


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サン・ピエトロ大聖堂後のランチ オルト

サン・ピエトロ大聖堂を見学し終わった後のランチ

はOrto(オルト)にしました。


地下鉄A線のLepanto(レパント)駅から

徒歩7、8分くらいで行けます。
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看板に書かれてある通り、ビュッフェがなんと

9€で食べられるんです♪

このビュッフェはランチタイムだけらしいので

コスパも最高だし、味もとても良かったので

自信を持ってオススメします

種類も豊富で無くなったら

比較的早く補充してくれます

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私がチョイスしたものです

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だいたいこんなラインナップです

あ、ちゃんとパンもミニケーキもありますよ

ただ、私の興味が薄かったので後回しにしてたら

だんだんお店が混み始めて撮影しにくくなったので

諦めました(笑)


お料理をご覧になってお気づきの通り

ベジタリアンのお店です


本当にお野菜がいっぱいで嬉しいです❤

旅行だとどうしても

お野菜を取るのが難しいですよね

このお店だとそんなお悩みも解消できます♪

味も飽きがこないように

1品1品味付けが異なります


もう一つポイントなのがビュッフェスタイルなので

すぐ食べられるんですよね

ランチでも前菜、メイン、デザートを頼むと

食べ終わるまでに2時間30分かかることも

珍しくなかったです

まさかランチにそんな時間がかかるとは

思わなくて、だいぶスケジュールが押しちゃう

こともしばしば…

だからすぐに食べられるのがとてもありがたいのと

ビュッフェなのでお料理を食べる前に見られる事も

嬉しいですよね

メニュー表だとわかる単語を拾って

食材だけわかる感じで後は

運任せ的になっちゃうので…

ビュッフェだと気になったのを少しずつ選んで

味が気に入ったらおかわりすることも可能ですし


それともう一つ嬉しかったのが

イカがあったこと🍉

果物好きな(スイカは厳密に言うと野菜ですが)

私達にとってこんなに嬉しいことはないです

初めて来店した時、小声で

「キャ〜❤スイカがある🍉」

と二人で喜びました


だから2回も通いました〜

後から思えばランチ全てここでよかったかも

と思えるくらいです

手早くサッとコスパ良く味もいい所をお探しなら

このお店がオススメです

私達はローマに5日間いたのですが

最初は観光も、グルメも全部楽しみたい!

と思ってたんだけど良いお店に行くと

とにかく時間がかかっちゃうんですよね

予約もしなきゃいけなかったりで

だから途中からご飯は日本でも食べられるし!

とご飯の方は少し妥協しました(笑)

それに安くすむのが嬉しいし♪ということで


私達がお店に着いた時は12時20分くらいで

その時はまだ3グループしかお客様がいなくて

内心、大丈夫かなと心配したのですが

お料理を選んでたら、すぐに満杯になりました


ドリンクはワインとコーヒーを別料金で頼めるけど

お水でもオッケーです

ほぼ全員お水でした。お水は無料です♪

アルコールとコーヒーが苦手なグランマは(私も)

とても喜んでいました


イカは結構人気なので

食後のデザートにも食べよう🍉と思ってたら

売り切れてしまいました…

でも1番初めに3切れ食べられたから

良しとします♪

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2回目の時の私のチョイスです

初めに選んでた時に

「日本人の女の子は量が少ないね〜」

と言われたのでめいいっぱい盛ってます(笑)


近くの会社員の方がよく訪れるらしく

隣の席のサラリーマン風の二人から

「どこから来たの?」

と話しかけられました

現地の方とコミュニケーションできて

嬉しかった❤

けれど、いろいろ話しかけられて

なかなか上手に話せなかったのが悔しい…

これを機会にホント語学を頑張りたいと

強く思いました!

まぁ、イタリア語は1ヶ月間の付け焼き刃だから

しょうがないんだけど…


あとレパント駅からまっすぐ行って十字路を

横に入るとこのオルトのお店ですが

十字路に入ると地下水がありますよ

水分補給にどうぞ♪


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ヴァチカン サン・ピエトロ大聖堂

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サン・ピエトロ広場です

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こちらはボルゲーゼ美術館で出てきた

ベルニーニが設計してできたものです

ヨーロッパで最も劇的な空間

と言われているそうです(確かに感動する〜)

サン・ピエトロ広場は楕円形の柱廊で囲まれており

140体の聖人像が並ぶ風景はとてもドラマチックで

イタリアの真っ青な空に

柱廊の白さがとてもよく映えて

カトリックではない私でも

何か神聖な気持ちになって

夏の暑さも忘れるくらい見惚れてしまいました

この日も晴れて本当に良かった!

アポロンの神様、ありがとう♪


この日のスケジュールは

サン・ピエトロ大聖堂

☆お昼ご飯

☆ヴァチカン博物館

☆夕ご飯

です


最初にアドバイスすると

美術館が好きな方は先にヴァチカン博物館に

行かれた方がイイですよ


ちなみに私は普段美術館は、2時間〜2時間30分

かけて、ゆっくり鑑賞するのが好きです


グランマもゆっくり鑑賞するのが好きだから

私達、とても気が合うんですよね〜


(ちなみに日本で美術館を鑑賞する時は

 同じ展示のを4回くらい入ります

 1回目は誰にも邪魔されずに

 自分の世界に入りつつ鑑賞したくて。

 2回目は感性が似てる人と入ります

 自分が言語化できなかった感想を

 聞くことができるから

 3回目は感性が違う人と入ります

 そういう見方もあるんだな〜という

 新しい発見があるから。

 4回目はまた一人で入ります。

 この時期になるともう展示が終わりかけている

 から目に焼き付けたくて!)


イタリアでもフランスでも大きな美術館は

ゆっくり鑑賞するのに1週間かかるとは

あらかじめ知っていて

取捨選択してるつもりなんですけれど

日本と違って写真撮影オッケーな所が

多いから時間が余計にかかるんですよね

嬉しい誤算ですが(笑)


あ、サン・ピエトロ大聖堂

7時から開館しているので

朝早くから行動できる方は

サン・ピエトロ大聖堂からでも大丈夫ですよ


私の泊まったホテルは8時からの朝食だったので

9時半から並びました


朝食が簡単なサラダ付きだったのと

(ヨーロッパでは朝食にサラダがでるのは珍しい)

空腹ではちゃんと鑑賞できないと思って

しっかり取りました(笑)


サン・ピエトロ大聖堂もヴァチカン博物館も

私達が着いた時には行列ができてました


オッタヴィアーノ サン・ピエトロ駅から行くと

先にヴァチカン博物館の行列を見ることに

なるんですが、この時はまだそれほどではなくて

サン・ピエトロ大聖堂の方はスゴイ行列でした…


午前中までに鑑賞できるかな〜と焦ったけれど

サクサク進んで

サン・ピエトロ大聖堂は無料なので
  
 荷物チェックのみだからかな?)

あっと言う間に入れました! 


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【サン・ピエトロ広場の噴水】

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サン・ピエトロ大聖堂のスイス衛兵】


この写真を撮影してるほんの少しの間にも

行列は進んでグランマに何度も呼ばれました(笑)

二人で来てホントに良かった!


ちなみになんでヴァチカンなのにスイス衛兵なの?

というのは簡単に言うと

昔スイスは傭兵がとても強くて

16世紀初めに教皇ユリウス2世が雇った事が

始まりだそうです。

カラフルなこの衣装は特徴的ですが

当初の衣装はミケランジェロがデザインしたとも

言われています

 
ちなみにすぐ近くにサンタンジェロ城がありますが

バチカンから秘密の通路が通されていて

敵の攻撃から逃げるために教皇クレメンス7世は

バチカンの脱出に成功します

後に降伏するんだけど命は助かりました

「サッコ ディ ローマ(ローマごうりゃく)
 
 ※漢字変換できない(汗)」

の事件の一部です

サンタンジェロはまた後日レポートしますね♪


早速中に入ると

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ピエタ

ミケランジェロの25歳の時の作品で

死せるキリストを腕に抱いた聖母マリアです

ちなみにピエタとはイタリア語で

哀れみ、慈悲という意味ですが

聖母子像のうち十字架から降ろされた

キリストを抱く聖母マリアの彫刻や絵を指します

ピエタはたくさんありますが

ミケランジェロのこのピエタが1番有名です

ミケランジェロは生涯3度もピエタを刻んだと

言われていますが、これはその第一作にあたります


ちなみに聖母マリア

キリストよりも若く見えて色々ありますが

とにかくキレイで、しばし見惚れちゃいます❤

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【バルダッキーノ】

ベルニーニが手掛けたブロンズ製の大天蓋

4本のねじれた柱や細部まで施された彫刻が見事


とにかくサン・ピエトロ大聖堂は人が凄いんだけど

ここは特に大渋滞

でもラッキーなことに中央最前線まで辿り着いた!


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天使の絵も可愛い❤


聖ペテロ像もたくさんの人が。

皆、右足を撫でていたので

私もナデナデ(笑)

お願い事もしておきました!

写真を取りたかったけど、皆待ってるから

空気を読んで我慢しました

後日、聖ペテロ像の右足には

キスをするらしいと知りましたが

誰もキスはしてなかったよ〜



真ん中くらいの壁際にはカーテンが掛けられていて

そこはお祈りする方しか入れないようになってます


係の人がいて、お祈りするなら入っていいよ

と言われたので旅の安寧を願いお祈りしました


とても素晴らしい体験をさせて頂きました!

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他にもこんな精巧な彫刻が飾られていたり

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今にも飛び出して来そう!

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天使好きな私にはたまらない作品です

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この天使も可愛い❤

他にも可愛い天使があったからアップします

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↓は、キレイな天使のお姉様に見えるお兄様?

(キレイすぎて私には最早性別の判定不可能

 あ、天使だからどっちでもいいかと思いつつ

 女の子の天使は見たことないからお兄様なの?

 としばし考える私。

 キレイすぎてよくわからないというのが本音)

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だいたいゆっくり見ても1時間〜1時間半で

回れました♪



大学の一般教養科目で哲学科の美術史を

とって以来ホント、古代ギリシア・ローマ

ルネサンス美術にみごとにハマりました(笑)

もともとギリシア神話が好きだから

ハマりやすいんでしょうね

転科したいくらいハマりましたが

ラテン語古代ギリシア語が必須らしいと聞いて

ギブアップした私。

第一外国語のフランス語でも四苦八苦してるのに

これ以上は無理だよ〜と思って。

でも実物見ちゃったら頑張りたくなった(笑)

しかし外国語の先生は今まで厳しい先生しか

あたった事がなかったからなぁと

怖気づいてもみたり。

でも、でも夏だから今からでも個人的に

少しずつ(ここがポイント(笑))

頑張ってみようかな〜



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ボルゲーゼ美術館 プロセルピナの略奪

アポロンとダプネの神話を載せたので

もう一つのプロセルピナの略奪の神話を

ご紹介しようかと思います




ギリシア神話が典拠となっているので

神の名前はローマ名でなくギリシア名で記します




美しいニュッサの野で

(シシリィ島のエンナの野という説もある)

ある日ペルセフォネ(プロセルピナ)が

仲良しの少女たちと花を摘んで遊んでいた。

ペルセフォネ(プロセルピナ)は

豊穣の女神デメテル(ケレス)の娘で

とても美しかった。


ペルセフォネ(プロセルピナ)は一本の

素晴らしい花が咲いているのを見つけて

手折ろうとした瞬間、

大地が引き裂かれ、その間から

4頭の真っ黒い馬がひく戦車が目の前に現れた。

戦車には暗い厳かな顔をした男が座っていた。

男は素早く戦車から降りて

ペルセフォネ(プロセルピナ)を抱きかかえると

※ベルニーニの彫刻はこの瞬間を彫刻に刻んでます

戦車の中へ運び、4頭の馬に鞭をあて

サッと大地の割れ目の中へ姿を消してしまった

その途端、大地は元のように合わさってしまった


ペルセフォネ(プロセルピナ)と一緒に

花を摘んでいた少女たちは

ペルセフォネ(プロセルピナ)を探したが

見当たらない。

このことをペルセフォネ(プロセルピナ)の母

デメテル(ケレス)に話した。

デメテル(ケレス)は驚き悲しんで

娘のペルセフォネ(プロセルピナ)を探した

しかし誰一人としてペルセフォネ(プロセルピナ)

の行方を知る者はいなかった。


10日ほどたち、物知りのへカテに会ったので

娘のペルセフォネ(プロセルピナ)の行方を

知っているか尋ねた。

「はっきり見たわけではないが、確かに

ペルセフォネ(プロセルピナ)の声を聞きました

まるで誰かにさらわれていくみたいに

泣き叫んでいましたよ

どこへ行ったかは知りませんが」


デメテル(ケレス)は次にヘリオスに尋ねた

太陽の馬車を御して天を駆けているヘリオスならば

何か見ているかもしれないと思ったからだ

ヘリオスは知っていたので真実を教えた

ペルセフォネ(プロセルピナ)は

冥界の王ハデス(プルート)が自分の后にするため

に冥界に連れ去ったのだと。


このことを聞いたデメテル(ケレス)は

大変に怒った。

兄のハデス(プルート)に

ペルセフォネ(プロセルピナ)を攫っていくことを

許したのはゼウス(ユピテル)だったからだ。

(一説によると冥界の王ハデス(プルート)の

 后は冥界が暗く陰気なため誰も嫌がり

 ハデス(プルート)は弟のゼウス(ユピテル

 にどうにかならないか相談したとある

 ちなみに地下の国は素晴らしく富んでいるため

 「プルートン」富める者の意味、とも呼ばれる)


デメテル(ケレス)は誰とも口を聞かず

決して笑うことはなかった

すると大地も木も草も

豊穣の女神デメテル(ケレス)の悲しみを

自分の悲しみとして木は実をつけず

大地は芽を吹かず、枯れ果てた。


この様子をオリンポス山から見ていた

ゼウス(ユピテル)はこのままだと

生きとし生ける者全てが死んでしまうと怖れ

デメテル(ケレス)の悲しみと怒りをなだめるため

伝令の神ヘルメス(メリクリウス)を

冥界の王ハデス(プルート)の所へ遣わして

ペルセフォネ(プロセルピナ)を母親の

デメテル(ケレス)の所へ帰すよう命じた。


しかしハデス(プルート)は一計を案じ

ペルセフォネ(プロセルピナ)に帰す前に

ザクロの実を与えた。

お腹が空いていたペルセフォネ(プロセルピナ)は

3粒(または6粒とも)口に入れてしまった

ザクロは冥界の食べ物で口にした者は

冥界に属する者となるしきたりとなっており

そのためペルセフォネは口にしてしまった

3粒(または6粒)分の3ヶ月間(6ヶ月間)は

冥界に留まらねばならなくなった。


豊穣の女神デメテル(ケレス)は

娘が戻って来る間は大地に実りを与えるが

娘が冥界に留まる間は悲しみ、

大地は実らなくなったということだ。




この神話には季節の誕生について物語っています

ペルセフォネ(プロセルピナ)は一度地下へ

行くことから種の女神と大学で習いましたが

春の女神であるとも考えられているようです

またザクロの実を食べると

冥界の住人となってしまうというパターンは

「同じ釜の飯を食う」と言う言葉がある通り

その土地の産物を食べるとその土地の住人となる

考えが世界中にあるようです。

日本神話にもイザナミの命が黄泉の国(死者の国)

へ行った時、夫のイザナギの命が迎えに来る前に

「黄泉戸喫(よもつへぐい)」をしてしまい

黄泉の国の物を食べてしまったので

すんなり地上に帰ることができなかったことが

あります。
   

比較神話が好きなので、また機会があったら

載せたいと思います♪



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夏対策について

太陽の神アポロンについてお話したので

夏対策について、ついでに触れようかと思います


私達は初夏にヨーロッパに行ったのですが

これから夏休みに行かれる方も多いと思いますので

1つの参考として下されば嬉しいです


訪れた順番に気候を挙げると

☆ドイツ(ミュンヘン

  春〜初夏。最も過ごしやすく

  暑くもなく寒くもなく

  服で調整することもなかったです

☆フランス
   (パリ、ロワール、モンサンミッシェル

  春。たまに寒の戻りが感じられました。

  ダウンジャケットを着込んでいる方が

  結構いらして驚きました

  日本にいらっしゃるヨーロッパ系の方は

  寒い時でも薄手の服をよく見かけたので

  暑がりなのかなというイメージを

  持っていたので。

  私もスプリングコートの他に

  秋用のカーディガンを持ってくれば

  良かったなと思いました

  さすがにダウンジャケットまでは

  思いませんでした

☆イタリア
  (ミラノ、ヴェネツィアフィレンツェ

   ローマ)

   盛夏。32℃〜34℃

   日よけの無い所は

   日差しからのダメージが強いです。

   でも日本の蒸し暑さはありません。

   木陰に入れば涼しいです。

   帽子はマストです。

   折りたたみの日傘もバックに入れて

   あったのですが

   地図かお水をいつも片手に持っていたので

   もう片手が塞がってしまうため

   私は日傘としては使いませんでした


   サングラスも持っていきましたが

   イタリアの空の青さに感動して

   ずっと見ていたかったから

   使いませんでした

   グランマも同じ理由で使わなかったんですが

   少し使うようにオススメすれば

   良かったかなぁと思いました

   目に入る紫外線で

   疲労が知らず知らずのうちに

   たまるんですよね

   せめてお昼時の移動時だけでも

   使えばよかったかなと思いました

   でも使わなかったおかげで地下水を

   たくさん見つけられたんですが(笑)

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ローマのフォロ・ロマーノに咲く花



【傘について】



ちなみに日本で大活躍している日傘ですが

日陰が一切ないフォロ・ロマーノでは

日傘を使っているヨーロッパ系の人が多くいました

(私の勝手なイメージだとヨーロッパの方は

 日焼けをしたい派が大半で

 日傘を持たないイメージだったので

 びっくりしました)

日傘売りの方もいっぱいいらして

何故か日本風の傘を取り扱っていました

(私から見るとUV 対策向けにはならないものの

 気休めにはなるかなという感じでした

 結構使ってる方がいました

 アジア系の方で日傘をさす方は

 UV 対策バッチリの傘をしていました)

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右側の方が日本風の日傘をさしています



フランスだと傘をあまりささない

むしろさすと冷たい目で見られると聞きますが

パリで小雨が降った時

折りたたみの傘を指しているヨーロッパ系の方が

チラホラ見かけました

(私には地元のパリっ子かどうか

 見分けはつきませんでしたけれど)

フランスのロワールでしっかりめの雨が降った時は

皆、傘をさしてました

ヴェルサイユ宮殿の入場待ちの時は

さすが太陽王ルイ14世ゆかりのお城だけあって

この日だけ太陽がさんさんと降り注ぎ

暑かったので、ヨーロッパ系の方も日傘をさして

いる方がチラホラ見かけました

こんな感じなので傘はさせない!

と言う訳ではないので日傘兼用の折りたたみ傘を

持ち歩かれると便利だと思います

何より旅行中に体調を崩すことを避けるのが

ベストだと思うので…



【お水】

イタリアは旅行ガイドブックによると

地下水はあちこちで見かけるけれど

お店で購入するのがベストとあります

でも観光地に入るとお店が無いんですよね

あらかじめお店で買ったペットボトルは

日差しのキツイ中ではすぐに飲みきってしまいます

ミサンガ売りの方と一緒にお水を販売している方を

よく見かけますが誰一人として買っていません

そのため熱中症になるよりかはと思い

地下水を見かけたら必ず空のペットボトルに

補充しました。

日差しがキツイのでお店で買ったお水も

飲み切る前にぬるくなっちゃうので

地下水を見つけたらお店で買ったお水でも

全部捨てて、地下水を入れました

語学番組でよく地下水を飲むシーンを見かけたため

そこそこ安心感はありましたから

他の方も同じ様に地下水をペットボトルに

補充していました

最初は少し警戒気味だったグランマも

ひとくち飲んだらその冷たさと美味しさに

魅了されたらしく

たくさん地下水を発見してくれました

(私達は地下水を

「命の泉」と呼んでいました(笑))

ただ何故かその「命の泉」で水を汲んでいると

いつの間にか行列ができているんです

何故ですかね?(笑)

ただ、イタリアの水は美味しいものの

日本よりかは石灰分を多く含むらしいので

人によっては体調を崩すかもしれません

私達はイタリアに2週間滞在して

「命の泉」をたくさん飲みましたが

ありがたい事に体調は良好でした

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ファルネジーナ荘近くの「命の水」(笑)



【UV カットロング手袋】


とても重宝しました。

フランスで少し寒かった時も

何も身に着けないよりましと思って

スプリングコートの下に

UV カットロング手袋をしたら

温かくて助かりました。

日差しがキツイ

イタリアでは本来の役割で大活躍してくれました

日焼け止めでもいいんですけど

日焼け止めの場合、汗をかいたら塗り直さないと

いけないので私は重宝しました

ちなみに私達のUV カットロング手袋を見て

何人かのアメリカの方から

「それ欲しい!

 どこで売ってるの?」

と聞かれました。日本で買ったの〜と伝えると

そっか…と残念そうでした


【ホテル選び】


イタリアに入ってありがたかったことの1つに

宿泊したホテルが全て冷房付きでした。

ホテル選びの際に冷房の有る無しは

全く考慮に入れなかったのですが

冷房があると体力の回復の早さが違います

初めは木陰に入れば涼しいから

冷房はいらないとさえ思ってましたが

イタリアは夜の9時でも明るいので、

(フランスだと夜の10時)

部屋に着いたらまず冷房をかけていました。

冷房が苦手な方もいらっしゃるかと思いますが

グランマもそうで、ただ部屋に着くと

冷房かけていました。

フロントの方に言えば

毛布も貸し出したりしてくれるので

(すでに部屋にある場合もありました)

微調整はききます。寒いと感じたら冷房を切って

窓を開けて外気をいれればいいですし。

エレベーターと同じでヨーロッパでは

冷房がないところもあるらしいので

ご参考までに★



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ボルゲーゼ美術館 アポロンとダフネの神話

こんにちわ

アポロンとダフネの神話を

自分の忘備録として書いとこうと思います

オウィディウスの「転身物語」に詳しく書かれて

いるけれど、底本が違うせいか、まちまちなので

自分なりにまとめたものです


それにしてもアポロン

最高神ユピテル(ゼウス)の息子で

跡取り的ポジションに君臨していて

かつ司る職能も太陽を初め多種多彩で

重要な神であり、永遠の若者で容姿も麗しいのに

恋にはあまり恵まれていない所が不思議です

一説によるとアポロンギリシアの若者が

自身を投影する対象として捉えていたようです。

そのため恋に対して不器用な側面が

付け加えられたのかもしれません

また世界的に神話を見ると

最高神はだいたい太陽の神であることが多いのに

ギリシア神話では最高神は雷の神です

これは気候によるためで

夏は太陽の日差しがあまりにも強烈であることから

雨と関連性の高い雷を最高神としたのでしょう

確かにイタリアに入ってから

アポロンの神が大活躍され続けたので

水をかなり飲みました



アポロンとダプネの神話】


ヒロインのダプネはテッサリア貫流する大河

ペネイオスの河神の娘。


太陽の神(他にもたくさんの職能をあわせ持つ)

アポロンがピュトンの大蛇を退治した手柄で

思いあがっていると弓弦を引き絞っているクピド

(キューピット)を見て、からかった。

「イタズラ好きのクピド(キューピット)よ。

 大人の持つ武器を

 オモチャにしてどうするというのだ?
  
 それを肩にかけるのは、この私にこそ相応しい。

 私ならば野獣や敵に

 確かな傷を与えることができる。

 君はせいぜい松明でも持って隠れた恋の通い路を

 照らすことに満足することだ。
 
 私と腕比べして名を争うなどと

 考えてはいけないよ」

ウエヌス(ビーナス)の息子クピド

(キューピット)は可愛い眉をあげて

「あなたの弓は全ての物を射抜くでしょう。

 でも僕の弓はあなたを射るのですよ。

 全ての生き物が神々に及ばないくらい

 あなたの誉れは僕の誉れにかないません」

そう言うやいなや羽ばたきながら空を翔け

パルナソスの峰に降り立つと

矢筒から二本の矢を取り出した。

一つは金で作られていて鋭い矢じりがきらめき

この矢を射掛けられた者は

恋心を否が応でもかきたたせられ

たちまちにして燃え上がる。

もう一つはなまくらで、矢の軸に鉛が込められ

この矢を射掛けられた者は

恋心を逃げ去らせ

ただ相手を厭わしく思うばかりとなる。

愛神クピド(キューピット)は金できらめく矢を

密かにアポロンめがけて射掛けると

アポロンの骨を貫き、髄にまで達した。

一方、鈍い光を放つ鉛の矢でダプネを射た。

アポロンはたちまちにして

恋の炎を燃え上がらせたが

ダプネは恋に興味を覚えるどころか

そんな風に自分が思われることさえ嫌がった

森の奥深くを好み、捕えた獣を手に喜んでいる

その様子はまるで月の女神にして処女神ディアナ

(ダイアナ)に崇拝しているかのようで

ダプネの乱れた髪を抑えているのも

わずかに一本のリボンだけだった。


アポロンは恋の虜となった。

垣間見たダプネと結ばれることを願い

ダプネのうなじに垂れかかる乱れ髪を眺めては

櫛をあてたらどうだろうと思う。

星のようにキラキラ輝く瞳を

可愛らしい口元をじっと見つめる

しかしダプネはそよ風よりも素早く逃げ去り

アポロンの言葉に耳をかさず足早に駆けて行く

「ペネイオスの娘よ、お願いだ、待ってくれ

 おまえを追っている私は敵ではない

 まるで狼に追われる子羊か

 獅子に追われる雌鹿のようだ
 
 あ、いけない

 前のめりに倒れたり

 脚を茨で傷つけでもしたら大変だ

 おまえが走っているのは、でこぼこ道だ

 頼むからそんなに急がずに。

 私としても、もう少し控え目に追うとしよう

 それにしても誰に恋されているのか

 考えてみることだ

 私は山の住人でもなく、羊飼いでもない

 家畜の群れの番をしている

 あらくれた男でもないのだ

 軽はずみなお嬢さん、  

 誰から逃げようとしているのか

 まるでわかっていない

 デルポイの地も、クラロスも、テネドスも

 パタラも私の支配に属している

 最高神ユピテル(ゼウス)が私の父だ

 未来、過去、現在は私の託宣によって明示され

 歌が弦に和するのも私の働きによってこそだ

 私は矢を外さないが

 私よりもいっそう的確な別の矢が

 もの想いを知らなかったこの胸に傷を与えた

 医術は私の発明であり薬草の効能も

 私が支配するところだ

 しかし何ということだろう

 恋だけはどんな薬草でも癒やされず

 万人に役立つ医術が

 その発明者に役立たないのだ」


よりいっそう語りたげなアポロンであったが

ダプネは怖がって逃げ去り

アポロンを置き去りにした

そんな時でもダプネは美しく見えた

逃げることでかえって美しさは増した

若い神アポロンは甘い言葉を費やすには

もう堪えられない想いで

ただ恋心の導くままに足を早めてあとを追った

アポロンの吐く息が

肩に散らばったダフネの髪を撫でたとき

ダプネは血の気を失い

父ペネイオスの河波が目に入ったので

「助けて、お父様」

と叫んだ。

「あまりにも恋い慕われるもとになった

 私のこの美しい姿を無くして

 別のものに変えてください」

その途端、ダフネの柔らかな腹部は

薄い樹皮で覆われ

髪は葉に、腕は枝に変わり

あんなに早かった足が不動の根となった

ただ輝くばかりの美しさだけが

もとのままに残っていた


それでもなおアポロンの恋心は変わらなかった

右手を幹に当てると

新しい樹皮の下にまだ心臓の鼓動が感じられた

その枝を人の体ででもあるかのように

腕に抱いて木肌に口づけする

しかしなお木はよじるように避けた。

その木に向かってアポロンは言った

「おまえは私の妻になりえないのだから

 せめて私の木になっておくれ

 愛しいダプネ(月桂樹)よ

 私の髪も竪琴も矢筒も  

 常におまえで飾られるだろう

 歓呼の声がわきたち、カピトリウムの丘に

 長い行進が見られる時

 名誉あるローマの将軍達の頭を飾るのも

 おまえだ

 私の頭がいつも若々しいように

 おまえも常緑の葉の美しさを保つが良い」

月桂樹は出来たばかりの枝でうなづき

まるで頭を動かすかのように

梢を揺るがしたかの様に見えた






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ローマ ボルゲーゼ美術館

おはようございます


ボルゲーゼ美術館の情報をアップしたので

このまま行った順番にこだわらずに

ボルゲーゼ美術館についてアップしていきます

前回も行ったことがあるので

今回のとごちゃまぜになってたらごめんなさい

でも展示品は変わってないと…思います。

2時間という私達には少し短すぎる鑑賞時間の中で

好きな作品をゆっくり鑑賞したので

覚えている作品を挙げ

私なりの個人の感想も自分の忘備録のため

書き記そうと思います

なお、美術に関することなので敬意を表するため

いつもよりかは少し改まった文体で

記そうと思います。


★プチ情報★ 

券を最後まで無くさないで

持っていてください。

トイレに行く時、提示を求められました。

広大なボルゲーゼ公園の中にボルゲーゼ美術館

あるのでトイレを見つけるのは大変です(笑)

それでさえ、ヨーロッパはトイレが少ないですし


予約も事前にしていった方がいいと思います

ハイシーズンはマストです!

当日行って空きがあったら入れてもらえますが

(前回はラッキーにもすぐに入れました

 朝イチで行きました)

2時間制なので待ったり、違う日になったり

予約がいっぱいで入れなかったりするんですよね

なによりボルゲーゼ美術館のアクセスが大変で

2度行き来するのは…

お散歩が好きな私でさえも遠慮したいです(笑)

一応テルミニ駅や共和国広場から910番のバスが

通ってるのですが、テルミニ駅のバスターミナルは

広すぎて私には見つけられず

そもそもストライキ中だったので

歩いて行きました

(電車がストライキ起こすとバスも連動すると

 旅コンシェルジュのお姉さんに

 教えて頂きました

 でもバスは全部無いわけではなくて

 一部分動いているのもありました) 


予約時間制だから時間までに辿り着けないと!

というプレッシャーもあったかもしれませんが

夏は日差しもキツイので

(ボルゲーゼ公園内は木がたくさんあるので

 大丈夫です)

私みたいにストライキに遭ってしまった方は

どうぞお気をつけて…



ボルゲーゼ美術館について

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ローマ北側に広がる緑豊かなピンチョの丘に

ローマ随一の広さを誇るボルゲーゼ公園があります

17世紀初め、ローマ教皇パウルス5世の甥で

枢機卿だったシピオーネ・ボルゲーゼが

古代ローマ皇帝にならってつくった

広大な別荘地でした。


バロック様式と新古典様式をあわせ持つ

白亜の建築は大貴族の別荘にふさわしい

優美な佇まいです。


ボルゲーゼ家歴代のコレクションを展示する別荘は

色鮮やかな天井画、繊細なレリーフ、彫像など

豪華な装飾がすみずみまで施されています



シピオーネ・ボルゲーゼは叔父がローマ教皇

選ばれたおかげで富と権力の恩恵にあずかり

ほしいままに美術品の収集にいそしみました

その様子は「美に取り憑かれた枢機卿」と

異名をうけるほどでした


当時、このボルゲーゼの別荘はローマ教皇庁

私的迎賓館の役割もあり、社交好きなシピオーネは

名画や古代彫刻に取り囲まれた豪奢な宴会を開き

日夜もてなしました。


シピオーネは美術品収集にあたり

かなり強引なやり方で我が物にしたことでも

知られています。

詳しくはその作品ごとにエピソードを紹介します


また一方で芸術家の才能を見抜く

鋭い眼を持っていました。

その代表がベルニーニです。

ベルニーニはシピオーネの死後も教皇に仕え

名声をはくしました。

ベルニーニの作品は、ボルゲーゼ美術館

収集されている作品の他にも

ナヴォーナ広場の彫刻や

ヨーロッパで最も劇的な空間といわれる

ヴァチカンのサン・ピエトロ広場も

ベルニーニが設計したものです。


シピオーネが見出し、その才能を愛した

もう一人の天才カラヴァッジョは

近代絵画の創始者と言われています。


シピオーネの死後

ボルゲーゼ家代々の当主に受け継がれ

20世紀に入ってから美術品を

散逸させてはならないという

シピオーネの遺言を守るため

別荘とコレクションをわずかな金額で

国に譲り渡しました



【作品】

☆聖愛と俗愛 ティツィアーノ 1514年


 ヴェネツィア絵画の巨匠ティツィアーノ

 若き日に描いた作品。

 左の白いドレスの女性は「地上のヴィーナス」

 右の裸の女性は「天上のヴィーナス」

 愛の寓意図です

 簡単に説明すると西洋では裸は神を表します

 それは古代ギリシア人が神は人をつくる時

 自分の姿を似せたということから

 古代ギリシアでは人間の裸体は美しいと

 いう価値観からきています
 
  とにかくヴェネツィア派らしく色使いが

  華やか。
  
  二人のヴィーナスに目を奪われがちですが

  背景の青空も木々も美しい

  二人のヴィーナスが腰掛けている大理石

  (だと思う)の無機質な触感と

  二人のヴィーナスの柔らかな肌触りが

  よくコントラストされていると思います

  真ん中に描かれたキューピットも

  何かを見つけて捕まえたいのか

  子供らしい熱心さ、無邪気さが

  よく表現されています

  二人のヴィーナスは他者を意識していて

  キューピットは他者に対して無関心が

  またよくコントラストされた作品の様に

  思います


☆ヴィーナスと蜂の巣を持つキューピット

 クラナッハ 1531年頃


 ドイツの宮廷画家クラナッハが描いた

 細身のヴィーナス。

 薄布をまとい、最新のファッションであった

 つば広の帽子をかぶったヴィーナスの傍らに

 蜂に刺されるキューピットが描かれていて

 快楽には苦痛が伴うことを教えている

  帽子のツバについている房や

  ヴィーナスの髪飾り

  チョーカーがとても繊細に描かれている

  と思います。

  

☆キリストの埋葬 ラファエロ 1507年

 
 十字架から降ろされた死せるキリスト

 嘆きつつキリストを埋葬する人々

 悲しみのあまり気を失う聖母マリア

 シピオーネはこの絵を手に入れるために

 かなり強引なやり方をしています。

 ペルージャのバリオーニ礼拝堂に飾られていた

 祭壇画を部下に命じて夜に紛れ強奪しました。

 叔父である教皇の圧力も加わり

 ヴァチカンの古文書館に

 「【キリストの埋葬】を永久にお譲りします」

 と書かれたペルージャの教会から

 シピオーネに宛てた手紙が保存されています

  ラファエロらしい柔らかさと

  ヴェネツィア派とは少し趣の違う多色使いの

  華やかさがよく出てると思います

  個人的にラファエロの描く衣装は

  赤、青、緑が効果的に描かれていて

  華やかで好きです


☆ディアナの狩猟 ドメニキーノ 1616年


 狩りに興じる月の女神ディアナとニンフらを

 ヴェネツィア派特有の明るい色彩で描きました

 他の枢機卿の注文による作品でしたが

 シピオーネは何度もドメニキーノに

 絵を譲ってくれるように頼んだものの

 断り続けるドメニキーノに業を煮やして

 3日間牢屋に閉じ込めて手に入れたと伝わります

  ラファエロが華やかさがありつつも

  落ち着いた色彩であるのに対し

  こちらは女神ディアナとニンフたちの肌の

  華やかさが目立ちます

  空に浮かぶ雲よりも日の光を浴びて

  真っ白に光り輝く肌に目を奪われます。

  女神ディアナの足元には狩りで疲れた体を

  癒やすためか水に浸る二人のニンフ

  一人はこちらに真正面から視線を投げかけ

  一人は何かに気づき、何かを指しています

  この構図を見たとき、

  私はアクタイオンの神話を思い出しました

  女神ディアナの狩を終えた後の水浴びで

  たまたま居合わせてしまったアクタイオン

  女神ディアナとニンフ達の神々しさは

  こんな感じだったのかなと

  少しアクタイオンの気持ちになりました


☆パラフレニエーリの聖母(蛇の聖母)

 カラヴァッジョ 1605年


 異端の象徴である蛇を聖母と幼児キリストが

 踏みつけるという異端断罪をテーマにする。

 サン・ピエトロ大聖堂内の礼拝堂から

 すぐに撤去された作品

 理由としては、聖母マリアのモデルが庶民で

 更に胸の大きく開いたドレスは品位に欠けており

 礼拝堂にはふさわしくないと考えられた為です

 しかしシピオーネは臨場感溢れた

 新しい芸術として高く評価しました

  カラヴァッジョの作品は他にも聖母マリア

  庶民的過ぎるという指摘を当時の人達から

  受けています。しかしこの作品も庶民的な

  部分もありながら首や顔のポーズに

  どことなく気品を感じさせる部分があるように

  思います。

  ラファエロも代表作に「少椅子の聖母」

  (パラティーナ美術館)があり

  聖母マリアと幼子キリストの顔が従来よりも

  近いことから神聖さよりも親しみやすさを

  描いており、こちらは人気があることから

  カラヴァッジョの作品もそんなに非難される

  ものではないのかなぁと個人的に思います。
 
  

 
☆アポロとダフネ ベルニーニ 1622年


 古代ローマの詩人オウィディウスの「変身物語」

 をテーマにしたこの彫刻は当時大変な評判になり

 多くのローマ市民が駆けつけたと言われています

 ダフネの体が月桂樹の木に変わる瞬間を表した

 この作品は若きベルニーニがシピオーネのために

 制作しました。

 変身物語については長くなるので

 次回説明します

  とにかくダフネの木への変身が見事です

  葉の細やかさが彫刻でありながら

  よくぞここまで描き切ったなぁと

  驚嘆に値します

  ダフネの肌の柔らかさと木へ変身した部分の

  ゴツゴツさのコントラストも見事です

  アポロの追いかけているけれども

  バレエのポーズのような

  どこか品を感じる所作も

  この作品が愛されている所以かなと思いました

  

☆プロセルピナの略奪 ベルニーニ 1621年頃


 ギリシア神話の冥界ハデス(プルート)が

 プロセルピナをさらう場面

 プロセルピナの柔らかな肌や涙までも

 彫り上げたこちらも彫刻でありながら

 繊細さが光る作品

  私が見た回ではアポロとダフネより

  プロセルピナの略奪の方が人気があり

  たくさんの人がずっと見てました。

  確かに涙までも彫刻で描くのは

  リアリティあふれる作品です

  プロセルピナの略奪の方が制作年は前で

  こちらは臨場感溢れています



他にも魅力的な作品がたくさん所蔵されています

ギリシア神話が好きな方はどうぞご鑑賞ください

 
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【最新】ボルゲーゼ美術館 ローマパス使えません

こんばんわ♪

ヨーロッパから帰ってきました!

忘れないうちにブログに書き留めておこうかと

思います。




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【ボルゲーゼ公園から撮ったボルゲーゼ美術館



その前にイタリアに行く経緯を…

(早く情報を知りたい方は
 2個目のボルゲーゼ美術館の写真まで
 飛んでください)


今年の3月末あたりに、ちょっとしたことから

航空券が安くなるかも!

という情報をゲットした私。

これはチャンスだと思って

ヨーロッパに行くことに決めました。

日頃、節約しているので

ヨーロッパに行けるだけのお金は貯めてあったの。


行き先はどこにしようかな〜と思って

前にトランジットで行った英国にしようと思ったら

EU離脱問題で連日ニュースで取り沙汰されていて

ちょっぴり治安状態が個人的に心配で…


多分大丈夫だと思ったんだけど

何かあった時に私の英語能力ではだいぶ心配(笑)

オーストラリアのメルボルン

短期留学したことがあったんだけど

私の英語はアメリカ英語で全く通じない!(泣)

しかも簡単な英語であればあるほど通じない…

これ、ホントに大変で難しい単語だったら

簡単な単語に置きかえればいいけど

簡単な単語は初心者の私には上手に説明できなくて

人間関係にヒビが入りました…


という訳で英国はまた今度の機会にして

いつか行ってみたかった

ドイツのノイシュヴァンシュタイン城にしたの。

イタリアじゃないんかい!って感じですよね(笑)


ノイシュヴァンシュタイン城って言ったら

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルに

なったお城。


そう言えば私のグランマはまだディズニーランドに

行ったことがなかったから

連れて行ってあげようと思って。


で、ドイツに行くんだったら

せっかくだからフランスとイタリアにも

連れて行ってあげたいなと思って。


フランスとイタリアは前に行ったことがあるので

ドイツの私のアテンドが

グランマのお気に召さなくても

(何しろドイツ初めてでドイツ語もわからないし)

フランスとイタリアで挽回できるハズ!

ということで、ドイツ→フランス→イタリア

に行くことにしました。


ブログもその順番で載せようかと思ったけど

夏休みももうすぐだし

私の経験が少しでもお役に立てるならと

お伝えしたい順番に載せようかと思います。


ちょっとどころかだいぶ長くなっちゃったね(笑)


ではイタリア、ローマのボルゲーゼ美術館

最新情報をお届けします!



あ、私は個人旅行なのでツアーで

ボルゲーゼ美術館に行かれる方は

あんまり必要ではないかも。

個人旅行、いいですよ〜

好きな所を好きなだけ見られるし

予定も変えられるし


グランマはトイレが近いので

ツアーだと迷惑かけちゃわないか

心配だったみたいで

個人旅行だと伝えたら喜んでくれました(笑)
 


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ボルゲーゼ美術館




それでは、ボルゲーゼ美術館についてです。

ボルゲーゼ美術館を少し説明しますと

「個人コレクションの女王」と呼ばれていて

彫刻、絵画ともに名作揃いで

彫刻ならアポロとダフネ、プルートとプロセルピナ

絵画ならティツィアーノの聖愛と俗愛が有名です

(他にもたくさんの名作揃い!)

私個人的には、ギリシア神話がお好きな方なら

1番オススメする美術館です♪

内装もとてもキレイですよ


私が実際ボルゲーゼ美術館に行って

得られた情報とは…


ローマパスが使えなくなりました!


これ、ローマ在中の

コンシェルジュの人も知らなかったくらいで

教えてあげたら、すぐにボルゲーゼ美術館

電話して確認してました。

とても感謝されました。


ローマパスって何?と思われた方

旅のガイドブックにも載ってるけど

公共交通機関が乗り放題+最初に行く該当施設が

無料になるチケットです


2種類あって

48時間券(この場合施設は1施設)は28€

72時間券(この場合は2施設)38.5€

以降、該当施設だったら割引になります


ボルゲーゼ美術館が20€だから

コロッセオ12€行けば合計32€で

3日間6.5€で公共交通機関乗り放題は魅力だな〜

と思って買ってみたものの…


しかも初日にストライキが起きて

電車もバスも使えなかったよ〜

(でもローマでのストライキ
 
 久しぶりだったみたい)


前回フランスとイタリアに行った時は

全く無かったのに油断してた!

(しかも今はハイシーズンなのに!)


まぁ、貴重な体験をしたと

ポジティブにとらえて。

(グランマもストライキだなんて初めて〜
 
 と驚いてるだけで良かった)


ちなみにローマパスを買うと使える該当施設一覧が

ついてくるけど、まだしっかりボルゲーゼ美術館

掲載されてます


なのでボルゲーゼ美術館に行かれる方は

ホームページなどでチェックしてみて下さい


私が行った時は予約券を引き換える場所に

手書きの紙で

「ローマパス使えません」

と書いてありました 

(日本語じゃなくてイタリア語)


良い旅を☆

 

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はじめまして

はじめまして♪


旅行や美術、お花が大好きなmiyabiです

私が見て感動したことを

アップしていこうと思います❤


最近、ヨーロッパに行ってきたので

しばらくは、その最新情報を載せていきます


ツアー旅行じゃなくて、個人旅行なので

面白い珍道中になりました★



また、個人旅行で行かれる方の

参考に少しでもなれれば嬉しいです

(もちろん、ツアーで行かれる方にも

 これから旅行を考えてる方にも

 旅行記としてエッセイを楽しまれる方にも)


私も他の方のブログにとても助けられたので…

(旅行ガイドブックには載ってない

 レアな情報や詳細な情報があって

 ホントに助かりました!)


そのお礼として私のブログも

誰かのお役に立てますように…


また時間があれば簡単にできる

個人旅行のコツなども載せたいと思います


第一弾はイタリアのローマですが

好評だったら

フィレンツェ

ヴェネツィア

☆ミラノ

★フランス
 
☆パリ

☆ロワール(お城)

モンサンミッシェル

★ドイツ

ミュンヘン


を掲載したいと思います♪


あ、あとPCに強くないので

ブログを設定するにも

かなり時間がかかりました(笑)

 
写真載せるのもどうしたらいいのか、アタフタ


ブログを書くこと自体初めてなので

かなり遅めです…

(夏休みの宿題はほぼ初日に片付ける派ですが

 日記だけはなかなか進まず最終日に…

 日記の宿題って

 家族に手伝ってもらえにくいんですよね!)


でも頑張って隙間時間見つけて書こうと思います


あ、もう少し自己紹介すると

ギリシア神話が好きです

(でも実際の星座は見つけられません(笑)

 中学生の時に習うカシオペア座

 北極星も見つけられません

 あ、でもオリオン座だけはわかリます!

 …典型的な文系です(笑))

 
 比較神話で他の神話にも

 ちょっと興味を持ちました

 友達に詳しい人がいるので教えてもらってます


 あとルネサンス文化も好きです。

 (一番好きな画家はボッティチェルリです

  あの美しさとちょっとしたぎこちなさが
  
  独特のハーモニーを生み出している 

  と思います)

 お城も好きなので(歴史も)興味はどうしても

 ヨーロッパに行きがちですが日本文化も好きです

 (茶道、華道習ってました←過去形(笑))

 タイやベトナム料理も好きなので

 いつか本場の味を食べてみたいな

 そのためには英語をもう少し頑張ります


 お花も好きで、このヨーロッパ旅行中に

 可憐に咲く野草にときめいて

 パシャパシャ写真撮りました


 (あ、この時期はバラが咲いていて

  とてもキレイでした

  街なかでもキレイでしたが由緒ある中世の

  お城にバラが咲き誇る様子はため息がでる

  くらいステキでした

  その様子はお城をブログで取り上げる時に

  詳しく書きますね

  スマホカメラじゃなくて荷物になっても
  
  ちゃんとしたカメラを持ってくるんだった!

  と後悔するくらい)

 
 グランマもお花が好きなので

 そこも気が合うんです


 ただ、お花のお世話は私はバラや胡蝶蘭

 得意なんですけど、なぜかパンジービオラなど

 可愛い系が難しい…


 ちなみにグランマは私と反対です(笑)




それでは、グランマと一緒に行った

ヨーロッパ個人旅行をアップしていきますので

どうぞよろしくお願いします♪
 

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