旅行・美術・お花が大好き♪ブログ

旅行は基本的に個人旅行です。好きな物を好きなだけ見ていたいから❤美術はアンティーク調が好きです。西洋も東洋どちらも。歴史も好きなので、取り上げるかも♪お花も大好きなので、野草もバラも可愛い❤と思ったものを取り上げていきます。ちなみにバラは6株、育ててます

ヴァチカン博物館 ①

お昼ごはんを食べ終えたので

ヴァチカン博物館へ行きます。

地下鉄A線レパント駅から一駅の

オッタビアーノ・サン・ピエトロ駅です。


お昼を過ぎたヴァチカン博物館の行列はとても長く

しかもサン・ピエトロ大聖堂の時とは違って

全く動きません…

今日中には見られないかも…と覚悟しつつも

お昼ごはんを食べた後なので

グランマのトイレも心配

一応お店を出る時にトイレに入ったのですが

こんなに長蛇の列ならば何度かトイレタイムを

作らなければいけないし

そもそも、まだ入館セキュリティチェックも

済んでないのに

トイレを借りられるかな?

周りには飲食店は無く

ひたすら城壁が見えるだけ…

駅の近くまで戻って飲食店を探し

何か注文してトイレを借りて

行列のところまで来て

私を見つけ出し、一緒に並ぶ

この作業をグランマ一人でできるかなと

心配すること30分

突然、列の前に並んでいた若い男性が

グランマのことを年齢はいくつ?と尋ねてきました

え?と面食らいつつも答えると

「それなら行列に並ばなくてすむよ。

 列の先頭へ行ってごらん。

 よい一日になりますよう」

と笑顔で教えてくれたの!

ラッキー!と思いつつ、ホントに大丈夫かなと

心配もあったけれど

トイレタイムのこともあるし

もしダメならまた日を改めて朝イチで来よう!

と思い、先頭の方へ行くと係の人が立っていて

説明する間もなく、

「どうぞ」

と通してもらえました。

グランマは年齢でオッケーでも

私は付添として認めてくれるか

若干心配だったけれど、あっさり通れてラッキー♪

教えてくれた若いお兄さん

どうかあの方も早めに入れますように

と祈りつつ入場しました。

皆様は朝イチで行かれた方が間違いなく

入れるので、そちらをお勧めします


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ヴァチカン博物館のチケット


ヴァチカン博物館は見どころが

たくさんあって、かなり広くて

地図ももらえたんだけれど

すごく迷います。

ショートカットの道を探そうとしたら

かえって迷うだろうなぁと思って

人の波のままについていきました(笑)


あ、日本語のオーディオガイドもあって

借りましたけれど

なくても大丈夫かなと思いました

説明がすごく長くて、しかもその説明が

感想ぽいんですよね

オーディオガイドを借りるよりは

時間があったら、あらかじめ知識をいれておく方が

時間の節約にもなるし、首にオーディオガイドを

かけなくてすんで、軽くて楽だし

(そんなに重くないけれど、長時間は疲れる)

お金も安くすむしで一石三鳥です(笑)


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たくさん彫刻があります

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ピオ・クレメンティーノ美術館の

(ヴァチカン博物館の中にある)

ウエヌス(ヴィーナス)とクピド(キューピット)

モデルはマルクス・アウレリウス帝の后とも

その義理の娘であるコンモドゥス帝の妻とも

言われています

170年頃。前4世紀のギリシア彫刻の模刻

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ベルヴェデーレのトルソ 前1世紀

筋肉隆々のたくましい胴体は

ミケランジェロも絶賛したとか。

ミケランジェロっぽいな〜と思ったら(笑)

写実的に表現されたこの像をミケランジェロ

メディチ家礼拝堂のジュリアーノ・ディ・メディチ

記念墓碑の「昼」の寓意像に応用したことは有名。

見に行ってたけれど知らなかった〜

この彫刻は全面の銘刻に見られる通り

アテネのネストルの子アポロニオス」作

首と腕のつけねや胸の動きから推測すると

右肩を下げて大腿にひじをつき

首を逆に左方向に曲げていたらしい

このように肢体と首が反対方向をとる姿勢は

ヘレニズムの彫刻家が特に好んだものだそう



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ヒル(ガチョウ?)を抱く天使

可愛い〜

特に説明はなかった…こんなに可愛いのに

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玉座の聖母 パウロの間

1922年、ピウス11世に贈られたステンドグラス

光が差し込んできて、本当に神々しかった

色んな教会でステンドグラスを見てきたけど

だいたいステンドグラスはものすごい高い所に

設置されていて、(しかも巨大)

なかなか写真におさめられないことが多くて

残念だったけど

このステンドグラスは

ちょうどいい高さに設置されていて、感謝❤

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地図のギャラリー

天地学研究者イニャーツィオ・ダンティの下絵を

もとに描かれたイタリア各地の地形図

(1580年頃)が40点、奥行き120メートルの

ギャラリーに飾られていて、圧倒されます

地図の端には、その土地の中心にある街が

上空から見たアングルで描かれていて

当時の様子がしのばれます。

地図のギャラリーは両壁に飾られているから

一度歩いて最後まで見たらもう一度戻って

逆サイドの地図の絵を見ました

かなり見ごたえがあります!

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天井もスゴイ装飾が施されていて必見です


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ラオコーン群像

ハゲサンドロス、アタノドロス、ポリュドロスの

合作  紀元前1世紀


1506年1月ローマのエスクィリーノ丘にある

ネロ帝の宮殿跡から発見されたこの有名な彫刻は

プリニウスによればヘレニズム末期のロードス島

彫刻家達によって作られたと言われる



ラオコーンの群像のエピソードについて


トロイの神官ラオコーンがギリシア軍が

残した木馬を城内に引き込むことに反対したために

神が遣わした2匹の大蛇によって

二人の息子もろとも殺されてしまう


続きはまた今度★


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