旅行・美術・お花が大好き♪ブログ

旅行は基本的に個人旅行です。好きな物を好きなだけ見ていたいから❤美術はアンティーク調が好きです。西洋も東洋どちらも。歴史も好きなので、取り上げるかも♪お花も大好きなので、野草もバラも可愛い❤と思ったものを取り上げていきます。ちなみにバラは6株、育ててます

ヴァチカン美術館 ② システィーナ礼拝堂・ラファエロのスタンツェ

皆様、こんばんわ

また旅行に行っていたので

しばらくお休みしてました〜

その旅行もそのうちアップしますね♪

ではヴァチカン美術館の続きから




ヴァチカン美術館の1番の見どころの

システィーナ礼拝堂に行く前に…

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ギリシア神話っぽい絵で好き❤

この絵の空の青さがイタリアの空の青さと

同じで惹きつけられます。

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こちらは天井画の天使の絵。

天使好きの私には見逃せません!


あ、システィーナ礼拝堂は撮影禁止です。

係の方が何人もいて

「撮影禁止です」

「静かにご鑑賞下さい」

とひたすら言ってます。

壁側には腰を掛ける所があるけれど、激戦区。

たまたま私達の前にいた方が席を立たれる

タイミングで座れました。ラッキー♪

もっと静かに鑑賞してみたい気もするけれど

キリスト教の総本山なので

きっとシーズンは関係なく混んでるのかなぁ。



システィーナ礼拝堂

枢機卿フランチェスコ・デラ・ロヴェーレが

法王となり、シクストゥス4世を名乗った時に

専用礼拝堂として建立されたものです。


ミケランジェロの祭壇画は3段に分けられ

上段は天国、中央に審判を行うキリストとマリア、

キリストの右に使徒、左に法王が描かれています。

中段は審判を受ける者のうち、右には選ばれた者が

左には地獄に落ち行く亡霊です。

下段は地獄を描いていて

怖いのであんまり見られない(泣)


感想はとにかくダイナミック。圧倒されます。

自然と立ち止まってしまい、係の方にすかさず

「危険ですから立ち止まらないで下さい!」

と皆、注意される。

この絵を前にして立ち止まらない方が不思議です。

そのため、少し離れた壁際で鑑賞。

オーディオガイドが長すぎて

だいぶ時間を取りました。



天井画も旧約聖書からとられた9場面、

祭壇側の「光と闇の分離」から「ノアの泥酔」

が描かれています。

その他にもキリストの祖先達や予言者、巫女が

描かれていて見どころ満載です

時間があれば、オーディオガイドの説明を

聞いていたかったけれど、約3時間の鑑賞だと

それも叶わず…

ミケランジェロの絵が好きな方は

気合いを入れて鑑賞なさるんだろうなぁと

思いました。

パリのルーブル美術館だと途中で飲食店があって

とても助かったけれど

ここは途中にはない気が…

そもそも入り口にもあったかな?

(人がたくさんいて未確認)


時間もないので、好きな絵のみ鑑賞。


「聖ペテロと聖アンドレのお召し」ギルランダイオ


ガリレア湖のほとりでキリストが

ペテロとアンドレを最初の弟子とする場面。

1枚の絵の中に何度かキリストとペテロ、アンドレ

が登場します。

(3人は頭の光輪で他の人物と区別できる)

中段左側ではキリストが魚とりに忙しい二人を

招き寄せ、下段中央でキリストが二人に

「われ汝らを人をすなどる者とせん」

と語り、周囲の人達は好奇と疑惑の眼差しで見て

ささやき合っている。


1枚の絵の中に時間的推移が描かれているから

まるで日本の絵巻物を見ているみたいに

物語に動きがあって私は好きです。



「天国の鍵を受け取る聖ペテロ」ペルジー


キリストの後ろには6人の使徒と2人の実在人物が

描かれていて、ペテロの後ろには5人の使徒

続いてペルジーノ本人の肖像も描かれている

(右端から5人目)

背景の中央の建物がエルサレム八角堂、

左右の建物はローマの凱旋門


この絵を見た時、背景の建物と中央の人物が

斜めに首をかしげてる所から

ラファエロの「マリアの結婚」を思い出しました。

そしたら、やっぱり影響を受けているそうで

ラファエロはペルジーノの弟子)

名画の繋がりにドキドキしました。



「モーゼの青年時代」ボッティチェルリ


モーゼの青年時代の様々な出来事をまとめたもの。

モーゼは7度現れ、黄色と緑の衣をまとっている。

右下ではエジプト人を殺し(キャー!)、

右上ではミディアンに逃れてエテロの娘達に会い

中央では羊飼いを追って彼女たちに

井戸から水を汲んであげる。

左上ではホレブ山で燃える茨を見て

靴を脱いで彼方から聞こえる神の声に近づき

イスラエル人を安泰させるよう神に命じられる。

左下ではモーゼがイスラエル人を囚われの地から

連れ出す。


ボッティチェルリの絵は女の子がとても華やかで

好きです。

なんと中央のエテロの娘のうち、左側の娘は

モーゼの妻となるチポラとも言われているそうで

2人の恋の場面とも言えそう。

ボッティチェルリはこの絵に象徴的予言性を

与えるため、モーゼの顔をキリストの顔で

描いたと言われる。



ラファエロのスタンツェ


システィーナ礼拝堂

オーディオガイドを聞きながら

ゆっくり鑑賞していたら

ふと時計を見ると残り後40数分…

そろそろラファエロのスタンツェに移動しようと

係の方に方向を尋ねると

「30分前になったら入場できませんよ」

と言われて焦る私。

え〜、もうヴァチカン美術館に入場してるのに?

と思いつつも急いで移動!

グランマ、急がせちゃってゴメンね


皆様、ヴァチカン美術館に入場しても

その中にはいくつかの美術館が入っているので

最後の場所には30分前には着くようにすると

いいですよ!


ラファエロは大人気ですごい人がいっぱい。

特に閉館間際だからかホントにスゴイ…!

グランマの携帯は日本に置いて来たから

はぐれると大変なので

手を繋ぐことを提案。

子供みたい!と嫌がられましたが(笑)

一度、人波にまぎれると

「やっぱり手を繋ごう」

と承諾してくれました。


片手はグランマと繋ぎ、

もう一つはオーディオガイドを操作していたので

写真は撮って来れなかったの…


でもアテネの学堂は素晴らしかった〜

ラファエロ好きな方は必見です☆


ちなみにラファエロはヴァチカンに招かれたのは

25歳の時でほとんど無名に近かった存在で

同郷のブラマンテの推薦によるものだそう。

異例の大抜擢と見事な仕事ぶりが

ラファエロを一躍若き大画家として

名を馳せることになったとのこと


ホントにラファエロは素晴らしかった〜

次来た時はもっとゆっくり見たい!



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